スパルタスロン2012参戦記その1 ~ 残念ながらリタイア   

9月25日(火)から10月3日までギリシャで行われたスパルタスロン2012に参戦し、
結果はタイトル通り、CP31 109.8Km関門タイムオーバーで完走ならず! ><

敗因は未だ未だ力不足という事に尽きます!
スパルタスロンは参加資格をクリアしただけでは完走は難しく、
国内レースでも上位に食い込む走力を付けないと厳しいですね。


さらに気温37℃、湿度も60%を超える過酷な環境だったため、
最初の大きなCP22(80Km)を通過出来たのが4割しかおらず、
336人出走して完走出来たのは僅かに72人、
完走率は21.4%と歴史に残る過酷なスパルタスロンレースとなりました。


という事で、残念な結果のレース編と(苦笑)、
他ギリシャ観光などを数回に分けてUpしま~す ♪
お暇ならお付き合いください ^^;
先ずは本題のレース編から。


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アテネの国際空港からタクシーに乗って約30分、
アテネ近郊の海辺のリゾート地、グリファダにあるCongo Palace Hotelに向かいます。
ここには多くの日本人選手が宿泊します。
ここグリファダからアテネ中心部へも、トラム(路面電車)で約30分の便利な場所♪

空港に着くと、さくら道や鶴沼で良くお会いするランナーの方がいらっしゃったので、
タクシー代30ユーロを割り勘で乗れました、オッ、ラッキー ^^。



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ホテルに着くと直ぐに、受付のあるHotel Londonへ向かい受付完了。
そこで、ゼッケンやドロップバッグに貼るシールを受け取る。
いよいよ、スパルタスロンに来たー!という感じ。テンション上がりますわぁ(笑)。




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この日は時差ボケを解消するため、
ホテル周辺の海辺を軽く6Kmほど走って汗を流しました。
夕方でも暑い^^;
まさか、本番のレースであそこまで暑くなるとは!



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翌日朝食を終えると、せっせとレースの準備を。
前のゼッケンは、ゼッケンベルトに着けました。
ウェアを着替えたり、ウインドブレーカーを着たりする時に、
ゼッケンの付け替えるのが煩わしいので、これなら便利!



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後ろのゼッケンは、ウエストバッグへ。
これと一緒にIDカードも着けます。
これが無いとエイドでの補給を受けられないと言うけど、
一度も提示を求められた事はありません(笑)



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そしてスパルタスロンで一番大事なのが、各エイドに預けるドロップバッグ。
原則、75箇所の全てのエイドに預けたり、
脱いだウェアをスパルタへ送ってもらったりする事が出来ますが、
小さいエイドだと紛失すると噂があり(涙)、
主要なエイドにゼッケン番号を書いて預けます。

以下、預けた18ポイントの内容
CP 5 お粥,ゼリー
CP10 お粥
CP13 お粥
CP18 お粥,ゼリー
CP22 お粥
CP26 ハンドライト(ジェントス)
CP29 ウインドブレーカー,手袋,ヘッドライト,お粥
CP35 ロングCWX,Tシャツ,ヒートテック,「To Sparti」袋,
     お粥,ゼリー,ブラックブラックガム
CP40 お粥
CP43 カッパ,お粥,ゼリー
CP47 「To Sparti」袋,お粥,ゼリー
CP52 「To Sparti」袋,お粥
CP57 ハーフタイツ,ソックス,Tシャツ,カッパ,「To Sparti」袋,おかゆ
CP60 「To Sparti」袋,お粥
CP62 お粥,ゼリー
CP65 お粥,ゼリー
CP68 ゼリー
CP72 ゼリー


とにかくこれらの食糧が重くて、スーツケースの26Kgのうち、
食糧が10Kg以上ありました。
でもエミレーツ航空は30Kgまで無料らしく、超過料金無し!ありがたい ^^



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これら準備したドロップバッグを、
Hotel Londonの庭に用意されたCP毎の箱に入れて行く。
ここはバッグと入れる場所を間違えないように慎重に!

夜に天気予報を見ると、気温は31から33℃の予報が。
「暑くなるんだなぁ」と思っていましたが、まさか37℃を超えるとは!
そんな事も知るすべもなく、この日は20時過ぎに就寝。



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翌日は4時に起床、4時30過ぎに朝食。
いつものウルトラのレース同様に、スタート3時間前から行動開始。
そしてホテルを6時発のバスに乗って、スタート地点であるアクロポリスの丘へ。



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バスが到着すると、丘の上にライトアップされたパルテノン神殿が!
カッチョいい~っ、いよいよテンション上がるぜ~♪



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スタートはその丘の下の遺跡前の広場、
世界中のウルトラランナーも集まってきています。
下は石畳でいかにもギリシャのレースって感じ^^。



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スタート前に記念撮影。
向かって右は、過去スパルタスロンで女子優勝2回の世界の能渡選手!
こんなに凄い人なのに、とっても気さくな方 ^^。
そして左側は、ホテルで同部屋の「M.I」さん^^、
彼、このスパルタスロン初参戦で完走!!!凄い!ブラボー~!



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こちらは、中部から来たラルム♪さん。
さくら道で最後一緒に走った、こにたんさんのお友達のお友達(笑)。
ウルトラランナーの絆は強いのだ ^^。



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そうしているうちに、朝7時にスタート。
アクロポリスの丘の石畳を慎重に下ります。

アテネ市街は鉄道も含めて、交通を完全封鎖。
この道も、前を走っているレースのオフィシャルカー以外、一台も走ってません!

周りからは渋滞で怒っているドライバーからのクラクションと(苦笑)、
それに混じって激励のクラクションと「ブラボー」の声援が。
凄い国際レースなんだと実感する瞬間。



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CP5 22.7Km地点。
預けておいたドロップバッグを受け取り、
お粥食べながら味噌汁の素の味噌を舐めて塩分補給。
未だこの頃は元気そうですが、
既に気温は30℃を軽く超え、暑さで消耗し始めていました。



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地図をクリックすると拡大します

これが走ったコースのGPSの軌跡。

アテネ市街を抜け、10Kmから高速道路を走っていると、
13Km過ぎから左手にエーゲ海が見えます。
ここから76Kmまでずっと海沿いを走るため、
多くのランナーが暑さにやられ、道端でおう吐してしまいました。

なんとか世界の能登さんの近くを走っていましたが、
能登さんも60Km辺りの関門に引っ掛かってしまいリタイア。
この辺りで既に半分がリタイアしたとか、凄いサバイバルレースでした。


もう暑さでもうろうとしていたので、
持っていた小銭で道端の売店で冷たい水(0.5ユーロ)を買って、
飲んだり頭からかけたりして、なんとか復活。

そしてCP22 80Km Hellas Can(ヘラスカン)を通過しましたが、
予定時間より遅く9時間20分、制限時間10分前。
ここではTeam The Horizonのスタッフがエイドをやってくれて、
うどんを二杯頂きました!だしの効いた汁が美味しかった♪
本当にありがとうございました!



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この異常な暑さのため、制限時間15分緩和の特別措置が取られました。
それでも制限時間が厳しい事には変わりなく、
見えない時間という相手と戦いながら走り続けましたが、
CP31 109.8Km Soulinari Village Coffeeという、
小さな村の雑貨屋さんの前のエイドでタイムアウトでリタイア。
回収バスでスパルタへ搬送される最中も、あまりのショックにしばし呆然 …



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本当ならば246Km先にある、
このレオニダスの左足を目指してゴールする筈だったのに、
これで僕のスパルタスロン2012の挑戦は終わってしまった><。


やはりウルトラ世界最高峰のスパルタスロンは本当に厳しい!
常識的な練習くらいでは簡単に撥ね退けられてしまうレースです。

でもまたスピードと暑さ耐性のトレーニングを積んで、
今年6位だった川の道265Kmを、
3位内30時間台でゴール出来るくらいの力を付け、
懲りずに(苦笑)、もう一度チャレンジしたい!
待ってろよ、スパルタ!


ハイ!では次回は
スパルタスロン2012参戦記その2、
今度は道中やギリシャ観光編をUpしま~す♪ お楽しみに(笑)。
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by che-san | 2012-10-06 19:21 | Run

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